ばけまなび

化学について書きます あとは雑記

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大学で学んだことはモノづくりに生きる? (他雑記)

仕事にのめり込む。

どうもたかおです。

ブログの更新

化学のニッチな部分に食い込む当ブログですが、今年に入りこのブログを更新したのは3月の一回!

明らかに怠慢ですが、これにはやむを得ない理由がありました: 仕事です。

サラリーマンとして、化学のお仕事で飯を食っている私ですが、昨年末から本格的に仕事に加わっていました。右も左もわからない中、何とか自分の提案を開発に組み込んでもらおうと、ひっきりなしに実験し、報告書をたくさん書き、身振り手振り大振りでプレゼンをし...レディースアンドジェントルメン!...サンキューベリマッチ。

うまくいったかはさておいて、自分の提案も多少受け入れてもらえ、仕事がようやくひと段落しました。新しいモノづくりが前に進むのを感じた瞬間は、何事にも代えがたい感慨がありますね。

何事もなければしばらくは残業少な目で独身寮(イエと読む)に還れそうです。まあそんな時間はほんの一瞬で過ぎ去ると思いますが。

いつの時代も化学の考え事をするのはとっても楽しいのですが、いざ仕事となると...ここ数カ月精神的にマジでしんどかった...正直家でpcのキーボードを触るのも嫌でした。

 

大学で学んだことはモノづくりにも生きているのでは?という話

大学は卒業するためには、自分の取り組みを文章やPowerPointにまとめて、それをいろんな人に認めてもらい、成果として反映させることをしなければなりませんし、それができる能力がなければいけません。上に書いたように必死で会社でモノづくりに携わっていますと、メーカーのサラリーマンだろうが大学生だろうが、この能力の重要性は変わりないなと感じます。認めてもらう先が教授から上司、成果が学会発表や論文投稿といった学術的なインパクトから、会社の売り上げにつながる技術の蓄積になるだけ。専門分野や目的が異なっても、大学で一生懸命身に着けてきたこういった能力はそれ相応には生きているんじゃないかなと思います。それはメーカーにおいての基礎研究、開発、生産、一緒ではないかなと。

 

研究室つらいとお思いの皆様がいらっしゃいましたら、無理をしない程度に頑張ってください。それはきっと何かしらの形で生きてくると思います。*1

 

今後のブログ運用について

さて、生活スタイルもすっかり社畜仕様となった私の今後のブログの運用ですが、ネタを探さなくても書き続けられるような、大きいテーマを見つけてそれについてどんどん書いていく、いわば「連載」的な文章が書ければと思います。実をいうとネタ探しが一番大変なのです(他方に迷惑が掛からないか、誤解され悪い方向に転ばないかなどを考えるとより一層困難を極めます。)

私の好きな分野について、オタクチックに語れる且つ汎用性の高い内容...ないですかねえ、と思い改めて内容を練っていますが、仕事が忙しくなったらとん挫するかもしれません。先に謝りますがごめんなさい。

 

2021年6月現在、社会を取り巻く情況も厳しく精神的にも参る時期ですが、化学を愛する読者の皆様におかれましては、化学でできることを考え、化学を楽しむという形で乗り切っていただければと思います。心がしんどくなったらぜひ私のブログを読んで頭でmoleculeがactiveに動くさまを妄想いただければ幸いです。

 

ではみなさん、

また会える日まで。

*1:ちなみに私は当時書類作りとかPowerPoint作りとか嫌いで仕方がありませんでした。