ばけまなび

化学について書きます あとは雑記

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修了⇒社会と自分との闘いのはじまり (無価値な雑記 ななたび)

たかおです。

実をいうと化学の記事を書くより、くだらない(と私が思っている)雑記を書いた方がPV数が多いのです。ストーリーを一生懸命に練って組み立てた文章より、何も考えずにつらつらと書いたつたない文章の方が読まれるという事実は、少し私を複雑な気持ちにさせます。しかし私の現状をこのインターネッツの海に揺蕩わせて、私が本当に生きていたという事実を残せるというのは少なからず喜ばしいと思っています*1。馬鹿馬鹿しいと思う方はブラウザバックよろしくお願いします。器の小さい、度量もない人間の馬鹿馬鹿しい生き様をみて笑ってくれるという方は続けてお読みください。

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もうすぐ春ですね


ついに2020年3月23日を以て大学院を正式に修了する運びとなった。とはいっても修了式なんて大層なものは、目で補足することのできない物体を前に中止の運びとなり、私たちは証書を受け取りにいくだけということとなった。

受け取りは15分程度で終わり、みんな何かを名残惜しむことなんてなく流れるようにその場を去ってしまった。最後に話したい人も結構いたのだけど、コミュ障な僕には数人をなんとか捕まえて、頑張ろうね~なんて些細な会話をするのが関の山だった。そんなこんなで何かを名残惜しんで「終わった」なんて実感がかかりきる前に、「終わり」はあっという間に過ぎ去ってしまったわけである。

 

そのあと研究室のメンバーと写真を撮って、後輩に軽く挨拶して、BOSSには「まあもうええやろ」みたいな感じにとっとと追い出されて、ここでも何かの余韻を感じる前にすべてが過ぎ去ってしまった。

 

3年という長い時間を研究室で過ごした。6年間をこの大学で過ごした。こうもあっけなく終わるのか、という実感。今ここに立っているこの瞬間は決して可逆的ではないのに、ややもすればまたこの瞬間が戻ってくるんじゃないか、という感覚。

 

結局のところ、私は全く以って未来を見つめることが出来ていないのだと思う。みんなは次のこと、自分が進むべき道へとしっかりと目を向けている。ウジウジと過去に固執して、何も見ようとしていないのは結局のところ私だけであって、一向に成長していないのも私だけなのだと思う。皆は液体のように素早く流動していくのに私はいつまでたっても流動していかない、緩和時間の長い流体になっている。

 

私は大学院を修了した。あと1週間もしないうちに社会との厳しい闘いが始まる。決して負けてはならない闘いである。そして、未熟な自分を超え、社会で生きるのに耐えうる自分を作らねばならないという、自分との闘いも意味している。覚悟を決めなければならない。

 

嫌なこともあるのは間違い無いし、己の未熟さゆえにますます馬鹿にされるときが来るのだと思う。しかしながら耐え忍び、,前進していかないといけない。ある種の孤独な闘いに勝ち続けなければならない。己の未熟さを超え続けていかねばならない。

 

またこういう形で小言を吐くことがあるかもしれない。でも私は自分がやると決めた道を極力貫くし、そのために闘い、命を削り続けるということをここに誓うことで、このウジウジと決別したいと思う。

 

問:これは大学院を修了した人間が書く文章のレベルか?

答:到底そうには思えない。

 

やれやれ。

 

では。

*1:リスクを抱えていることは十分に承知している。